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《後編》これから始める方必見!!SNSキャンペーン実施までの流れをご紹介!

BPO
2023.11.07

これから始める方必見!!SNSキャンペーン実施までの流れをご紹介 !

SNSが広く一般化され、多くの人が使用するツールになったことで、企業がSNSマーケティングに力を入れ始めていますが、その中の手法の一つとしてSNSキャンペーンが注目されていることを前回のブログでご説明いたしました。


今回は、SNSキャンペーンを実施するにあたっての具体的な流れをご紹介します。SNSマーケティングに行き詰まっている方や、新たにSNSキャンペーンを実施したい方は是非最後までご覧ください。

 

※ この記事は以下のような人におすすめ! ※

ハガキやWEBのキャンペーンだけではなく
今後はSNSキャンペーンも取り入れていきたい!
 

SNSキャンペーンを実施したいけど
何から始めていいのか分からない 

 

 

 

SNSキャンペーンの種類

SNSキャンペーンにはSNSの種類ごとに多くのキャンペーン形式が存在しますが、もととなる考え方は同様のものが多いため、今回は特徴的なキャンペーン形式を3ご紹介します 

 

・フォロー&リツイートキャンペーン 

多くのSNSには、気に入ったアカウントを自身のタイムライン上に表示させる”フォロー”という機能と、タイムライン上に流れてきた情報を自身のフォロワーに拡散する”リツイート”(リポストやシェア等、SNSによって仕様や名称が多少異なります。)の機能があります。この二つを応募条件としたキャンペーンです。 

フォローによって企業からの情報を継続的に受け取ってもらうことができ、リツイートによって、企業や商品・サービス、キャンペーン自体の情報を多くの人に拡散することができます。フォロー&いいね(ライク)キャンペーンやフォロー&リプライ(コメント)キャンペーンもこれに類似するキャンペーンです。 

 

・写真投稿キャンペーン 

SNSの写真投稿機能を利用したキャンペーンです。とりわけ、画像をメインコンテンツとするInstagramと相性が良く、指定した写真と#(ハッシュタグ)を付けることを応募条件としたキャンペーンです。メリットとしては、写真型のUGC(User Generated Contents:ユーザー生成コンテンツ)を応募条件としているため、商品が持つ世界観や、使用した際のイメージを多くの人に伝えることができます。

Instagramでの写真投稿は、『インスタ映え』という言葉が生まれるほどユーザーにとって作品性の高いものとなっており、Instagramで生まれるUGCは消費行動を喚起させる手段として非常に有効です。SNSの特性上Instagramとの組み合わせが有効である写真投稿キャンペーンですが、もちろんX(旧Twitter)やFacebook等、その他SNSでも実施することが可能です。 

 

・インスタントウィンキャンペーン 

インスタントウィンキャンペーンはその場ですぐに当選結果がわかるキャンペーンです。従来からWEBキャンペーンでも使用されてきましたが、SNSキャンペーンでもインスタントウィンキャンペーンを実施することができます。何らかのキャンペーンに応募した際、当選結果がすぐにわかると、応募者としては非常に嬉しいですよね。

インスタントウィンキャンペーンのメリットは、当選結果がすぐにわかるという特性上、やはりキャンペーン参加の心理的なハードルが低いことです。上述したキャンペーンと組み合わせることで、多くのキャンペーン参加者を募ることができるでしょう。

このようにSNSキャンペーンには様々な形式が存在しますが、業務設計には共通したフローがあります。どのようにしてSNSキャンペーンを実施していくのか大まかな流れをご紹介いたします。 

 

 

SNSキャンペーン実施の流れ

SNSキャンペーン実施の流れ

➀目的やターゲット、KPIを明確にする 

SNSキャンペーンに限らず、多くの施策を取り組むにあたって共通して言えることですが、まずは「KGI=Key Goal Indicator(重要目標達成指標)」と「KPI=Key performance Indicator(重要業績評価指標)」を決定しましょう。 

KGIではSNSキャンペーンを通して、何を得たいのかを設定します。具体的には、『企業・商品の認知度の向上』、『若年層へのリーチ数の拡大』、『実店舗への来店促進』などが挙げられます。このようなKGIを設定した後、これを達成するために必要なKPIを設定しましょう。例えば、『月間インプレッション数○○件※1』、『SNS内でのキャンペーンのリーチ数○○件※2』、『SNSキャンペーン期間中のエンゲージメント数○○件※3』など、KGIに付随したKPIを設定することが必要です。 何のためにキャンペーンを行うのかを明確にすることで、最適なキャンペーン内容を検討する指針となります。


※1.インプレッション……Webのコンテンツ、広告、SNSの投稿などがユーザーに表示された回数。
※2.
リーチ……Webのコンテンツ、広告、SNSの投稿などを見たユーザー数。
※3.エンゲージメント数……SNS上でユーザーが『いいね』や『リツイート』等を行った回数。

 

②SNSの決定とキャンペーン内容の企画 

KGIとKPIが設定出来たら、その目標達成に最適なSNSキャンペーンを企画しましょう。前述したようにSNSキャンペーンには多くの種類がありますが、KGI及びKPIに対して有効なキャンペーン内容になっているかには十分注意しましょう。例えば、『企業アカウントのフォロワー数の増加』をKGIとして設定した場合、応募条件に企業アカウントのフォローを行う、フォロー&リツイートキャンペーンやフォロー&いいねキャンペーンが有効でしょう。また、『実店舗への来店促進』をKGIとして設定した場合には、キャンペーン景品に割引券や商品引換券を設定し、すぐに当選が分かるインスタントウィン方式のキャンペーンが効果的であると考えられます。 

このように、設定した目標に対して実施するキャンペーンの種類をしっかりと見極めることが重要です。 

 

③キャンペーン業務の棚卸と運営準備 

キャンペーン内容が決まったら、そこで発生する業務を棚卸してみましょう。キャンペーンを実施する際には、当選賞品の選定や応募規約・ランディングページの作成、投稿文面の作成、抽選作業や応募条件チェック、問い合わせ対応、当選通知の連絡、賞品の発送など様々な業務が発生します。これらの業務を自社で対応することも可能ですが、社内のリソースやノウハウに応じて、専門の委託業者に依頼することで、負担なく安定的にキャンペーンを運営することができます。キャンペーン業務について、自社で対応する範囲と委託業者に依頼する範囲を切り分けることが出来たら、自社での対応業務の準備や委託業者との調整など、キャンペーン実施に向けて準備を進めていきましょう。 

 

④キャンペーンの実施 

いよいよキャンペーンの実施です。SNSキャンペーンはハガキやWEBのキャンペーンと比較して応募条件が大きく異なります。フォローやいいね、リツイート、#(ハッシュタグ)、投稿など、これらをすべて人の手で管理することは極めて困難です。そのため、可能であればSNSキャンペーンを実施する際には、SNSキャンペーンツールを使用することが望ましいです。SNSキャンペーンツールとはSNSへの予約投稿、応募者の自動収集・リスト化、応募者の抽選、当選者の管理、キャンペーン成果のレポート、インスタントウィンキャンペーンの実施など、多くの機能が備わってるツールです。様々な企業が、使用するSNSやそれぞれの機能に特化したツールをリリースしていますので、実施するSNSやキャンペーンの形式に合わせて適切なツールを選択しましょう。 

 

⑤効果検証 

キャンペーンが終了したらKGIとKPIを達成することができたのか効果検証を行いましょう。効果検証を適切に行うことで、今後のSNSアカウントの運営やキャンペーン施策の指針にすることができます。

 

以上が、SNSキャンペーンの大まかな実施の流れですが、キャンペーンの企画から実際の運営まで、対応することが多岐に渡りますので、業務の一部を委託するケースも少なくありません。

弊社では、上述したSNSキャンペーン実施の流れにおける『③キャンペーン業務の棚卸と運営準備』、『④キャンペ-ンの実施』といった運営面を委託として対応することが多いです。

お問い合わせのコールセンターや賞品の発送など、実際の運営に係る業務を担う事務方を『キャンペーン事務局』と呼びます。

 

キャンペーン事務局が行う業務は、その種類に応じて様々ですが、SNSキャンペーンの場合は一般的に以下の業務が必要だと考えられます。

業務内容一覧

次項からは実際に弊社が対応したキャンペーン事務局の事例についてご紹介します。 

 

 

弊社の対応事例① X(旧Twitter)フォロー&リツイートキャンペーン

【  顧 客  】 食品メーカー
【  目 的  】 フォロワーの獲得、新商品のPR
【利用SNS】 X(旧Twitter)
【  概 要  】 該当アカウントをフォロー+新商品にまつわる特定の投稿をリツイートすると、抽選で新商品が当たる。

クライアントの課題として、SNSキャンペーン実施における運営面のノウハウが無く、またキャンペーン運営に手間がかかることを懸念されていました。そこで弊社が、当キャンペーン事務局の一部(応募規約の作成、運営準備、抽選作業、当選通知、当選者宛先リストの納品)を対応いたしました。これにより、クライアントの運営面での対応業務が大幅に減少し、スムーズな業務立ち上げと担当者様の負担軽減を実現いたしました。

弊社の対応事例① X(旧Twitter)フォロー&リツイートキャンペーン業務フロー

【実施期間】 3週間
【応募者数】 15,000件(『フォロー+リツイート』総数)
【当選賞品】 新商品の詰め合わせセット
【当選者数】 120名
【業務範囲】 下記を参照

弊社の対応事例① X(旧Twitter)フォロー&リツイートキャンペーン業務内容一覧

 

 

弊社の対応事例② X(旧Twitter)フォロー&#ツイート+画像投稿キャンペーン

【  顧 客  】 日用品メーカー
【  目 的  】 フォロワーの獲得、UGCの獲得、新商品のPR
【利用SNS】 X(旧Twitter)
【  概 要  】 該当アカウントをフォロー+該当商品の写真と指定#を付けて、使い心地を投稿すると抽選で限定品が当たる。

今回のクライアントは、キャンペーンツールを導入済みでしたが、キャンペーンの実施・運営に手間取り、コア業務に支障が出ていることを課題としていました。
そこで弊社では導入されていたキャンペーンツールを活用し、収集した応募者データを用いて抽選作業と応募条件のチェック、当選連絡のDM送付などを一括管理しました。さらに、そこで得られた個人情報をもとに、賞品の発送も併せて対応しました。
多くのノンコア業務を弊社が対応した結果、クライアントの負担を大きく軽減することができ、これによりクライアントがキャンペーン企画考案などのコア業務に注力できる体制を実現しました。

弊社の対応事例② X(旧Twitter)フォロー&#ツイート+画像投稿キャンペーン業務フロー

【実施期間】 3週間
【応募総数】 1,000件(『フォロー&#ツイート+画像投稿』総数)
【当選賞品】 オリジナルタンブラー
【当選者数】 100名
【業務範囲】 下記を参照

弊社の対応事例② X(旧Twitter)フォロー&#ツイート+画像投稿キャンペーン業務内容一覧

 

 

まとめ

SNSマーケティングの手法として注目されるSNSキャンペーンの実施の流れについて、ご説明しました。様々なSNSと多くのキャンペーン手法がある中で、設定したKGIに対して有効なSNSとキャンペーン手法を選択することが非常に重要です。また、SNSキャンペーンを実施したことがないという企業の方も、専門の委託会社への依頼によって、負担を最小限に抑えてSNSキャンペーンを実施することができます。弊社国和システムでは、 SNSキャンペーン事務局のご対応・ご提案をさせていただきます。もちろん、従来のハガキ、WEBを活用したキャンペーン業務も承っております。お客様のお力になれるよう尽力いたしますので、お困りの際は是非一度ご相談ください。 

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